今回ペイントした家具は英国の「ライティングビューロー」
左から元の「トラディショナル」なアンティーク、1回目の塗装はやわらかな色を使って「フレンチシャビー」に、再塗装の今回はブルーグレーで「シック」に塗装。
本体の色は、38フレンチリネンをベースに06ナポレオンブルーと32グラファイトを混ぜて「ブルーグレー」を作り、キーホールはブラック塗装 取手も黒い引手に交換し、がらりと印象を変えました。 天板は18オンフルールにほんの少し32グラファイトを混ぜて塗り、トップコートをウレタン仕上に。
同じ家具でも彩色や金具によって印象を変えることができます!
今回も前回のチェスト同様、ワックスとチョークペイントを全て剥がして再塗装しました。
と記載すると「ワ〜大変!家具屋さんだからできるけど自宅では・・・」と思われた方もご安心ください。
再塗装の場合、油分が表面に残っていると新しい塗料を弾いてしまいます。 ワックスもチョークペイントも剥がした方がよりきれいになりますが、ワックスを剥がす程度でも再塗装することができます。 最低限 塗装面の油分や汚れを取り除いてからペイントしましょう!
手間はかかりましたが、かかった分 仕上がりもきれい!
塗装を剥がした他に今回手をかけたところが3箇所。
1.無くなっていた小抽斗と同じ大きさの箱を作ってペイント
材が違ってもペイントするとわかりません!
2.真ん中のロール式扉は外してペイント
無事に残っていた扉ですが、ペイントしてしまうと開け閉めし難くなるので使いやすさを考慮して外してしまいました。
3.扉を受ける木部のフェルト交換
外した方がペイントしやすいし、新しいものの方が気持ち良い!
「家具の再塗装はハードルが高い」と思わずに小物からトライしてみてください。
春のガーデニングに向けて鉢や花台の再塗装から始めませんか?
「 古い家具を好みの色や使い勝手に変えて使い続ける 」 という選択肢 いかがでしょう?
店頭では塗料の販売の他、参考になるペイント家具や再ペイント家具の展示もあります。
ペイント希望の方はスタッフにご相談ください。